敬老の日と言うと、
個人的には「9月15日の祝日」というイメージが強い昭和の人間です。
最近は、「9月の第3月曜日」という、どこかで盛り上がるハッピーマンデーの影響なのか、祝日が日にちとして機能していないことに、危機を覚える、昭和の人間です。
単に、自分が昔、覚えたカレンダーが
古くて使い物になってないだけですけど。
というか、「ハッピーマンデー」も死語かな…。
そんな死語の世界は、置いといて。
先日、食育チラシで「行事食」なる単語を知りました。
そこには
「おじいさん、おばあさんに、
感謝の気持ちで、行事食を作ろう」とまで。
行事食ってなに?
行者ニンニクの親戚?
かなり匂いがきついけど、滋養強壮にはなりそう。
敬老の日に食べる行事食も、あるの?
行事食ってなに?
季節の伝統行事に際して食べられる料理。
旬の食材を、とりいれるので、
その季節の風物詩にも取られる。
例)
- 端午の節句のかしわ餅
- 十五夜の月見団子
- 冬至のかぼちゃ料理
など
そう考えると、厳密には「敬老の日」は、
行事食には該当しないですね。
しかしここで終わっては、引っ込みがつかない。
諦めたら、そこで試合は終了です。
というか、実際病院や施設で「敬老の日の行事食」って
配膳されてますからね。
もちろん、仕出し屋さんのチラシでも。
どんなのを食べるの?
厳密な行事食でもないので、
主だった決まりはないようですが、
「お祝い」なので「紅白」を基調にしているものが多いです。
- 鉄板:赤飯
- 基本精神:
- 柔らかくて食べやすい
- とろみがついたりまとまっていて、口に運びやすい
- 噛み切りやすい
- 栄養と滋養強壮
(ご家族の嚥下状況に応じて調整してください)
メニューの一例:
- 赤飯(硬さはお好みで)
- 天ぷら
- 刺身
- 茶わん蒸し
- 葉野菜の和え物
- 澄まし汁
なお、冒頭から昭和を連呼してますが、
9月15日は「ひじきの日」でもあるので、
それにあやかって、
ひじきメニューを出すのもよさそうです。
少し前に話題になった、
「まごわやさしい」も使えそうなネタです。
まごわやさしい:
- ま:豆類(豆腐・大豆・納豆など)
- ご:ごま
- わ:わかめなど海藻類
- や:野菜
- さ:魚
- し:しいたけなどきのこ類
- い:いも類
どれも、食物繊維や栄養、ミネラルが豊富で、
お年寄りに限らず、すべての年代に推奨されている食材です。
気軽に、おじいさんやおばあさんのもとに
遊びに行けないことも、あるかと思います
そんな時は、せっかくなので
こういったメニューを取り入れて、
おじいさんやおばあさんに、
思いを寄せるのもアリだと思います。
最近のコメント