エスパドリーユ【espadrille[フランス]】
フランスとスペインの国境近くの町バスクで、
生まれたと言われているエスパドリーユ。
靴底に特徴があって黄麻(ジュート)と呼ばれている、
麻の一種で編まれた縄を使用して作られた履物をいいます。
元々は船乗りや港などで働いている作業員の為に、
作業靴として作られたのが始まり。
当時はエスパルトと呼ばれる繊維を使って編まれていたことから、
『エスパドリーユ』と言われるようになったのです。
スリッポンやサンダル、スニーカータイプなどもあり、
デザインが豊富なのも特徴の一つ。
気取らないファッションで合わせたい
春夏の足元のオシャレに欠かせない定番アイテムとして、
近年人気のエスパドリーユ。
男女問わず人気があり、
幅広い年代層にも支持されています。
カジュアルからセミフォーマルでも使え、
さりげなく女性らしさを演出できるのも人気の理由。
インソールに吸・放湿性に優れているジュートを使っているので、
爽やかな履き心地になってます。
気軽に素足で履けるのでデザインだけではなく、
気温が上がる時期には本当に重宝するでしょう。
またレディースだとパンプスやハイヒールまであり、
バリエーションが豊富なのも特徴の一つです。
暑さが増してくる夏にはやはり、
見た目も涼しげなサンダルがお薦め。
細い紐で足首まで巻きつけて履くタイプなどは、
足を長く見せたり、細く見せたりする効果も期待できます。
足元から大人かわいい演出ができ、
フェミニンからボーイッシュなコーディネイトにでも、
合わせやすいオールマイティーなアイテムだと言えます。
- カスタニエール(Castaner)
- マットバーンソン(Matt Bernson)
- カルメンサイズ(CARMEN SAIZ)
カスタニエールやマットバーンソンは、
すでに日本でも人気があるブランドです。
カルメンサイズは、欧米にて人気があるブランドで、
スペイン製正統派のエスパサンダルとして高い支持を得ている。
日本ではまだ認知度は高くありませんが、
これから人気が出てくるかもしれない注目ブランドかも。
エスパドリーユの簡単お手入れ
夏のアイテムですので、
使用する期間が短いけれどお手入れはとても重要。
お気に入りのエスパドリーユをそのまま放置しておくと、
翌年には履けなくなってしまう恐れもあります。
キャンバスやジュートが使われていることが多いので、
水分と一緒に汚れがついてしますことが予想出来ます。
汚れがついてしまった時は良く絞ったタオルなどで、
叩くようにしてしみ込んだ汚れをふき取るようにしましょう。
その後は陰干しでよく乾かし、
乾いたら防水スプレーをかけておくのがお薦め。
また臭いが気になる場合なら、
最近では消臭スプレーも色々あるのでそちらを使うのも良いでしょう。
こまめにブラッシングなどもしてあげると、
長く使えますので、お気に入りは特にケアしてあげましょう。
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