毎日の夕飯時は主婦にとって大忙しタイム。今日も汁物を温めつつ、肉を焼いて、と慌ただしいったらありません。
仕度が済んだ!と思ったら、息子がいつまでもグズグズしてテーブルにつかない・・・ちょっと!ご飯が冷めちゃうでしょ?早くしなさい!とつい叱責口調になってしまいます。
すると息子いわく「お母さん、怒ってばかりだと、顔がフケるよ。表情筋は笑顔で鍛えられるって、知ってた?」まあ、なんという生意気なことを・・・。でも内心ドキッとしてしまいました。
実は最近、顔のたるみ具合が少し気になっていたのです。そこで夕飯後、こっそり息子の言っていた表情筋とやらを調べてみることにしました。
笑顔に必要な表情筋
表情筋とは、ひらたく言えば顔の筋肉のことです。顔面には主な筋肉だけでも18種類以上のものがあります。
足腰の筋肉と同じく、顔の筋肉も加齢とともに衰えてきます。つまり、シワやたるみが目立つようになり、全体的に老けた顔になってしまう、ということです。
特にずっと無表情でいたり疲れた顔でいると、表情は暗く見え、実年齢以上に老けて見られがち。そこでそうならないよう鍛えるのが笑顔の表情筋です。
笑っていると表情が明るく見え、「老けた印象」を払拭することができます。それを目指してエクササイズしてみましょう!
魅力的な笑顔を作るために必要な筋肉が以下の4点です。口角を上げるためには欠かせない筋肉が主となります。
- 口輪筋(こうりんきん)
口のさまざまな動きを支える、口の周囲の筋肉です。
- 上唇挙筋(じょうしんきょきん)
上唇と小鼻を上方へ引き上げる筋肉です。
- 小頬骨筋(しょうきょうこつきん)
上唇と頬を上側へ引き上げる筋肉です。
- 大頬骨筋(だいきょうこつきん)
口角と頬を上側と外側に伸ばす筋肉です。
エクササイズをする時は、この4つの筋肉のうちどれを動かしているかを意識してみるといいでしょう。
表情筋をエクササイズしよう!
準備運動
唇をすぼめ目を閉じて、筋肉を顔の中心に集中するように緊張させて、5秒ほどキープします。その後、解放するように目を開けて顔の筋肉を緩めます。これで表情筋をほぐして、動きやすくします。これを3回繰り返して行います。
「あいうえを」運動
大きくはっきりと「あいうえを」と口にします。発音してもしなくても構いません。できるだけゆっくりと大きく、口の周囲の筋肉を意識して、3回繰り返して行います。
片頬上げ運動
口角を上げて笑顔を作り、そのまま片側だけを上に上げて5秒ほどキープします。反対側も同様に行い、これを3回繰り返します。
頬ふくらませ運動
片頬に空気を入れてふくらませ、5秒ほどキープします。反対側も同様に行い、これを3回繰り返します。
ちなみに、上記のエクササイズは、時間が空いた時に試してみるのもいいのですが、できれば朝起きた時と夜寝る前の1日2回、決まった時間に行った方が、より効果的です。
イメージしにくいときは、下記の動画を参照してみてください。
【表情筋を鍛える☆簡単ストレッチ】
おわりに
そうか、とにかく口角を上げていればいいんだな、と納得した私。しかし、いざ笑顔を作ってみると、なんだかニヤニヤした変な人みたいで、どうもサマになりません。
やはり自然な笑顔をマスターするためには、表情筋エクササイズにトライしてみなければいけませんね。
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