先日、外出先でばったり会った友人が持っていたカゴバッグが手作りだと聞いて、手先の器用さに心底羨ましくなりました。
天然素材のように見えましたが、聞けばエコクラフトという紙製のひもで作ったとのことで、これがすごくおしゃれでいい!私も作ってみたい!
早速エコクラフトで作るバッグについて調べてみましたが、普段から荷物の多い私としては紙製の耐久性がどれだけのものなのか知りたいところです。
今回は、エコクラフトバッグの強度について調べてみましたよ。
エコクラフトとは?
エコクラフトとは、正式には国産手芸用品の企画から製造、卸までを一貫して行う「ハマナカ」の商品です。再生紙100%使用したクラフト用の紙バンドです。
他社のクラフト用の紙バンドのことは、一般的には「クラフトテープ」「クラフトバンド」と呼ぶことが多いです。元々は、米袋を縛る紙紐から発想を得て作られたといわれています。
エコクラフトの特徴
エコクラフトは、以下のような特徴があります。
- 国産原料を使用した紙製品の古紙を原料(牛乳パック・米や麦を入れる袋などが原料)
- 臭いのある肥料・魚粉・セメントなどが入っていた袋を原料としない
- 化学製品の入っていた袋を原料としない
- 表面コーティングには、洗顔パックなどに使用され肌に刺激の少ない成分を使っている
- 徹底した品質管理を行い、繊維が均一でサイズにバラつきがない
- 竹や藤などよりもしなやかで、紙とは思えないコシがある
ハマナカのエコクラフトとその他のクラフトテープを両方使ったことがある人によると、柔軟性やサイズにバラつきがないエコクラフトは加工しやすく正確に作ることができる、とのことでした。
エコクラフトは、品質の良さから他社のクラフトテープよりも高価ですが、丈夫で長持ちするといわれています。
とはいえ、紙でできているものですから、強度や耐久性は気になるところですよね。エコクラフトはどれだけの強度があるのか見ていきましょう。
エコクラフトで作ったバッグの強度とは?
エコクラフトで作ったバッグを持ち歩いていて、外出先でバッグが破けてしまった!なんてことになったら大変です。エコクラフトで作ったバッグの耐久性についても知っておくと安心です。
作った人の違い、バッグの形や目の詰まり具合、使う頻度や入れる物などによっても正確な強度を計ることはできない、ということはご承知していただいた前提でお話していきますね。
どれぐらいの強度があるのか、参考までに体験談を紹介していきます。
その1:11年間問題なくエコバッグとして使用している
エコクラフトの講師をしている人の話しによると、自作のバスケット型のバッグをエコバッグとして11年使っていますが問題はない、とのことでした。
長持ちさせるコツとして、水性のアクリルニスを塗っておくとツヤが出るだけでなく、防水・日焼け防止・防汚になります。
その2:7年目のバッグに4㎏の荷物を入れて振っても問題なし
別の作家さんの話では、自作して7年目のA4サイズのトート型バッグに4㎏の重さの荷物を入れて振り子のように振ってみたところ、持ち手が壊れたり底が変形することもなかった、とのことでした。
その3:4㎏の荷物を入れたまま1か月間吊るしておいても大丈夫
その2の4㎏の荷物を入れた状態のまま1か月間、バッグ持ち手をハンガーラックに引っ掛けて吊るしておきました。
1か月後に変化のあった箇所は、持ち手とバッグ本体をつなぐリングが少々伸びて丸から楕円になったぐらい、とのでした。
その4:バッグに片足を入れ全体重をかけてみたが千切れない
石畳編みのエコクラフトバッグを掛け、体重43㎏の人が7㎏の荷物を持ち片足をバッグに入れ全体重をかけてみました。
負荷は50㎏ほどになるとのことですが、持ち手のと本体をつなぐ部分が盛り上がった以外は変化がなかったようです。バッグが千切れることはなかったのですが、現実的に考えて50㎏の荷物をバッグに入れて運ぶことは日常にあり得ません。
ですが、かなり重い荷物を入れても強度があるので壊れることはないことはわかりました。
まとめ
エコクラフトで作ったバッグの強度については、皆さんも気になって色々と実験しているんですね。
瞬間的にかなりの負荷をかけても壊れない丈夫さ、普段から使っていても10年以上は使うことができる耐久性もあることががわかりました。
早速、どんなデザインで作ろうかと思案中です。ショッピングバッグとして使えるようなエコクラフトバッグを作りたいな、と思っています♪
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