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面接で長所と短所を聞かれたら?言い換えテクで乗り切ろう!

就職活動やアルバイトの面接で、よく聞かれる質問の一つに、「あなたの長所と短所は?」というものがあります。どう答えて良いものか、意外と悩むのではないでしょうか。

ちょうど先日、面接を受けた友人が「“短所は長所に言い換えて、ポジティブに答えましょう”ってマニュアルにあったけど、うまく出来なかった!」と後悔していました。



なんとなく解っていても、そう簡単ではなさそうです。そこで、面接で使える「長所・短所の答え方」や、「上手な言い換え方」を調べてみました。

面接で 長所と短所を聞かれる理由

「どんな活躍をしてくれる人物か」を知るため、企業は、色々な角度から質問してきます。面接で長所・短所を聞かれるのは、以下の事を知るためです。

    • 自分を客観視できているか~自己分析がしっかりとできて、それを解決する能力があるかを知りたい。
    • 社風にマッチする人材か~履歴書だけではわからない性格的な部分を、より知りたい。

長所と短所の答え方で気を付ける5つのポイント

    1. 質問に対して、ただ正直に答えれば良いわけではありません。ポイントをおさえて、面接官に自分の良さをアピールしましょう。
    2. 面接で、「ありません」「わかりません」は絶対にNG。自分自身と向き合う姿勢のなさが、マイナスポイントになります。
    3. 回答のポイントは1つに絞りましょう。あまりに情報が多いと、話がぼやけてしまい印象に残らなくなります。あなたの個性を際立たせる1つに絞って話すのがコツです。
    4. 長所は、自己PRできる重要なポイントです。具体的なエピソードを交えて、自信をもって伝えましょう。
    5. 短所は、マイナスな点をうまく長所に言い換えて答えましょう。また、「短所を改善するための努力」をセットにして話すのもコツです。

    長所と短所を上手に言い換えよう

    長所と短所は、コインの裏表のようなもの。言い換えを上手に利用し、短所を長所に結び付けてアピールすることで、マイナスの印象を緩和できます。

    長所⇔短所 言い換え10選

      • 優柔不断⇔よく考えてから行動する、思慮深い
      • 内向的、引っ込みじあん⇔自分と向き合える、一人でコツコツと行う仕事が得意
      • 心配性、不安を抱えやすい⇔慎重、計画性がある、先の見通しをたてる事ができる
      • 頑固、意地っ張り⇔自分の信念がある、簡単に折れない強さがある
      • 負けず嫌い⇔向上心が強い
      • 飽きっぽい、落ち着きがない⇔好奇心が旺盛、感性が豊か、行動的
      • せっかち、慌てやすい⇔テキパキと行動できる、時間を大切にできる
      • 短気、怒りっぽい⇔感情表現が豊か、熱い、裏表がなく素直
      • おおざっぱ、雑⇔おおらか、細かいことにこだわらない
      • わがまま、生意気⇔自分を持っている、主体性がある

    言い換えを使った答え方(例文あり)

    面接で、長所や短所の答え方は色々とありますが、「結論(私は〇〇です)→エピソード→改善の努力、どう生かすか」の順番で話すのがベターです。この話法と、長所・短所の言い換えを使った例文を1つ紹介します。



    「優柔不断」
    私の短所は、優柔不断な部分があることです【結論】。アルバイトのリーダーになった時には、皆の意見をまとめて物事を決定するのに、時間がかかることが何度かありました【エピソード】

    よく考えて行動するので、失敗が少ないという良い面もあります。しかし社会人になるにあたり、「慎重に考えつつ、すぐに決断できること」が重要と考えておりますので、その点を意識し仕事に取り組んでいきます【改善の努力】

    まとめ

    調べてみると、長所と短所を言い換える言葉は、思った以上にたくさんありました。面接は緊張するものですが、しっかりと準備をして挑めば、自分らしさを表現できる余裕が生まれます。

    長所と短所の言い換えテクを使って、自分の個性を思いっきりアピールしてみましょう!

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