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トマト!プランター栽培での水のやり方のポイント3つ♪

ベランダで野菜を栽培しようと思い立って、トマトの苗を買ってきて植えてみました。お弁当やサラダの彩りに重宝するミニトマトが、フレッシュな状態ですぐそこにあるのはいいですよね。

トマトに限らずベランダでプランター栽培をする時には、畑のように土がたくさんある訳ではないので、水のやり方にも気を遣いそうです。とはいえ、トマトは水をやりすぎない方が甘くなると以前に聞いたことがあります。

水やりせずに放っておけば枯れてしまうし、どれぐらいの頻度で水やりをすればいいのか、見当がつきにくいですよね。

今回は、トマトのプランター栽培の水のやり方についてしっかり調べてみましたよ。

トマトのベランダ栽培のコツ

トマトは南アメリカのアンデス高原が原産地です。南米の高原の気候のような乾燥していて朝晩の寒暖差があり、日光がよく当たる環境を好む植物です。

日光が良く当たること(強い光が必要)がトマトにとっては良い条件だとはいえ、高温続きになってしまうと弱体化してしまいます。また、多湿も嫌います。

乾燥気味に栽培することもポイントです。梅雨など雨の多い時期には水分過多と多湿も絡んでくるため、雨が当たらないようにする工夫も必要です。

トマトの種類の中でも、ベランダ栽培に適しているのは丈夫で管理しやすいミニトマトがおすすめです。

ベランダ栽培での適した環境とは?

トマトをベランダで栽培する時には、風通しが良く日のよく当たる場所にプランターを置きます。最低でも、1日5時間以上の日の当たる場所に置くことがポイントです。

また、不自然な強風が当たるエアコンの室外機の前は、熱風や乾燥しずぎによりトマトが弱ってしまうため厳禁です。

トマトの根は横にも下にも深く伸びるので、プランターは高さや奥行き幅などが全て30cm以上はある大きなものがおすすめです。

トマトの茎は最終的に150cmほどまで成長します。そのまま何もしないと強風で茎が折れたり、トマト自身の重さに耐えられなくなり折れてしまうので支柱を使います。180cmの支柱を用意しておいて、成長して茎が首を垂れる前に麻ひもなどで緩く結んで支柱に固定します。

トマトのベランダ栽培での水のやり方

トマトは乾燥を好む植物のため、水のやり方もトマトの育つ環境を意識します。乾燥気味に栽培することで、トマト本来の持つポテンシャルを引き出すことができます。

そして、トマトの甘さを左右する要素は水分の量です。水分を多く与えると、甘みが薄くなりボンヤリした味になります。また、水やりをせずに乾燥しきった時に水分を多くやると、トマトの実に亀裂が入りやすくなります。

水のやり方も乾燥させすぎは実割れの原因になり、水のやり過ぎだと甘みに影響が出てくるため、なかなか難しそうなのですが、いくつかポイントがあります。

水のやり方のポイント3つ

  • 水やりは最高でも1日1回
    水やりのタイミングは、プランターの土の中が乾いてからやります。割り箸を土に刺してみて、湿り気を確認してから水やりの判断をするよいいですよ。
    また、夏場の暑い日にプランターの土がカラカラになっていても、1日1回を厳守します。元々、地割れするような土でもしっかり育つのがトマトです。
  • 午前10時前に水やりする
    植物は気温や日照時間によって、成長する時間と休憩する時間があります。成長に必要な時にいつでも葉や茎、根に水分で満たされているようにしたおきます。
  • プランターの水抜きから水が出るぐらいの量を
    プランターの土の中が乾燥しているぐらいの時に、しっかり水やりをします。

まとめ

トマトの水やりのコツは、枯れてしまう心配よりも水が多くなり過ぎになってしまうことの方に着眼することが必要なんですね。乾燥気味に育てたトマトは、実に旨味と甘さがギュッと凝縮されるので、水分の調節は大事なポイントです。

ベランダに置いたトマトのプランターの置き場所も、少しでも日の当たるように変えてみようと思います。収穫が楽しみです。

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