この前、私と長男はこのような話をしてました。
長男「明日の東京の天気は晴れだよ。これで、彼女と安心してディズニーランドに行ける」
私「あれ、オレが見た時にはくもりだったけど・・・」
天気予報の話をしていたのですが、意見が食い違ってます。どうやら私は、「Yahoo!天気」、長男は「マピオン天気」というサイトを見ていたんです。
なぜ、こんなに違うのか疑問に思った私と長男は、このことについて調べてみました。そうすると、「Yahoo!天気」は気象庁、「マピオン天気」はウェザーニュースから提供されている情報をもとに、天気を予想していることがわかったんです。
その時、疑問に感じたのは、気象庁とウェザーニュースではなぜ違うのか、そのことについて調べ、まとめてみました。
流れ
まず、どのような流れで天気予報をしているか、調べてみました。まず私と長男は、天気を予想するところで、1番に思い浮かんだところとして「気象庁」を挙げたんです。
その気象庁が何をしているとことか調べてみました。そこは、今まで行ってきた観測用のデータを集め、コンピューターなどを使って調査した結果を、法人や民間会社などにデータを提供しています。
ただデータを出す時には条件があることがわかりました。それは、気象庁長官の許可です。その理由として、むやみに情報を提供してますと、いろいろなところで混乱をまねく可能性があるとのことです。
気象庁のトップも、「混乱させたくない」と思ってしまいますよね。
そのトップの人が許可を受けたところとして、日本気象協会やウェザーニュースなどがあることがわかりました。そのことから、日本気象協会やウェザーニュースなどは、気象庁からデータをもらうなどをして予報をしていることがわかったんです。
方法が違う
それでは、なぜ気象庁とウェザーニュースと違いが出るか、調べてみると、方法が違うことがわかりました。
気象庁
気象庁の方法ですが、天気や地震、火山などを観測するところが全国に約150か所あります。そこで、気温や雨の降った量などを測り、記録を取っています。その測り方ですが、ほとんどのところで機械を使い、自動で行わているそうです。
その測った量などの情報は、決まっている時間にすぐさま伝えられ、天気や気温、風向きなどの予報に使われます。
さらに細かいデータがほしい時には、「アメダス」というシステムを使います。そのシステムとは、雨の量を測るところが全国に約1,300か所あるだけでなく、気温や風速などを測っているところが約840か所あります。そこから、自動的に観察を行い、データを送るシステムとなっているそうです。
その他、電波を使って雨や雪の降り方や量などを調べている機械として、気象レーダーがあります。それだけでなく、衛星を使って雲の高さや動きなどを観察しています。
しかもそれだけでなく、高いところから気温や気圧を測ったり、海に近いところのうち、6か所で波の高さなどを測ってます。
このように気象庁は、あらゆる機械などを使ってデータを出しているんです。
ウェザーニュース
ウェザーニュースの方法は、先ほど「気象庁」で説明したデータをもらい、使っているだけでなく、ダムや発電所、学校、公園などに天気や気温などを調べる機械があります。そこらからとってきたデータを基にして天気などをデータを集めているそうです。
さらにウェザーニュースでは、約130,000人いるリポーターが天気を見るなどをして、データを送っています。
それらの情報を基にして、独自に予想しているだけでなく、アメリカにある大学と協力しながら天気を予報をする仕組みとなっているとのことです。
法律改正
ではなぜ、いろいろなところで天気予報を始めたかといいますと、1993年に法律が変わったことが影響しています。それまではどこが行っていたかというと、気象庁だけが天気予報をしていました。
ところが、法律を改正してからは、気象長官の許可があればどこでも天気を予想することができるようになりました。
そして、テレビだけでなく、インターネットでも天気予報を始めることができたんです。その理由とは、いろいろなニーズがあることから、それに答えようとする企業が増えていったために、このようなことが起きてしまったようです。
終わりに
今回、気象庁とウェザーニュースではなぜ天気予報が違うか調べてみました。その背景として、ニーズに答えようと、各社が企業努力をした結果、予報が違ってくることがわかったんです。
この情報をもとに、あなたはどのサイトやチャンネルで天気予報を見ようと思いますか?ぜひ考えてみてくださいね。
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