箱根駅伝を観ていて、中継所での繰り上げ
スタートの場面を目にしました。
それまで、ず〜と繋がっていた襷が自分の
所で途切れてしまった選手を観て、とても
悲しくなりもらい泣きをしてしまいました。
「このルールって何とかならんのか〜!」
と叫んでしまったくらいでした。
その後、妻にぼそっと言われました。
「箱根駅伝に出場した学生時代の友人に
色々聞いてみたら」って!
彼に、箱根駅伝のことを詳しく聞くことに
しました。
繰り上げスタートのルールって!
繰り上げスタートとは、トップとの差が
一定時間過ぎると、前走者の到着を待たずに
次の選手がスタートを切るものです。
一定の時間とは、往路では、トップ通過から
10分(平塚・小田原は20分)を過ぎた
時点です。
復路では、トップ通過から20分を過ぎた
時点です。
繰り上げスタートをしたチームは、棄権扱い
になりますが、最後まで走れます。
この時、命令に従わずに前走者を待つと失格
となってしまいます。
このルールの趣旨は、交通規制にある
ようです。
全チームが待った状態でいると、かなりの
時間がかかってしまいます。
その間、交通規制をかけたままですと、
交通量等に影響が出るためです。
それに、沿道に多くの応援が集まる訳です
そちらの誘導や交通整理や規制に尽力されて
いる方々に考慮されてのことでしょう。
しかし、選手としては、今まで血の滲む
ような努力を重ねて来たのに、自分の所で
襷が繋がらないという思いが残ります。
何か、釈然としないルールですね!
ルールの内容改善点!?
主催者側の事情は、十分わかった上で
あえてこのルールを改善してもらいたい
と思うのです。
昨今の大会では、トップチームの好タイム
などで繰り上げスタートをするチームが多く
なる傾向にあります。
記憶に新しいところで、2015年の大会で
日大が襷渡し寸前で、繰り上げスタートと
なりました。
この場面では、選手もそうですが、周りの人
全員が思ったことでしょう!?
少しの猶予はあっても良いのではないかと!
この例では、襷渡し寸前のことですから、
あまりにも酷だったと思います。
ルールだということはわかりますが、
もう少し選手側に寄り添っても良いと
私は思います。
そもそも、トップチームからのタイムという
ものが、既に現状にあっていないのではと
感じるのは、私だけでしょうか?
標準的な大会記録をベースにして
繰り上げスタートのタイムを決めるという
方法もあると思います。
交通事情等の事情もわかりますが、今の
ルールですと、選手があまりにも可哀想で
しかたありません。
主催者側にルールの見直し時期ではないかと
問題提起をします。
さいごに
友人も、繰り上げスタートを経験したとの
事で本当に悔しく悲しかったと過去を振
り返っていました。
繰り上げスタートの場面を、テレビ中継での
ショー的演出することが本当にスポーツ
として正しいのでしょうか?
私個人的な考えですが、それは、違うと
感じてしまいます。
正月の1つのイベントであることには、
間違いないのですが・・・
その日は、友人と2人で飲み明かしました。
最近のコメント