おいしいおはなし

小学校のPTA役員!決め方にルールってあるの?

私の親しい、ママ友A子さんは
フルタイムで働く、お母さんです。

ところが最近、彼女に悩みの種
増えて、頭を抱えているようなのです。

変だなって思って、聞いてみたら、
子供の小学校の、PTA役員選挙で
また役員にさせられそうだと、言うのです。

女性いろいろなシーン

女性いろいろなシーン

「PTAの役員は、一度くらい引き受けて、
やってた方が良いよ」と、先輩ママ友として、
私もアドバイスをしたことが、あったんです。

そんなことから、A子さんなりに、
考えて、 負担の軽い役員に立候補し、
1年の役目を終えたばかりでした

こんな調子で、毎回役員にさせられては
たまらないと、困り顔です。

私にも責任の一端はあるようで、
PTAの役員の決め方について、調べたいので
協力して
″と、頼まれてしまいました。

PTAの役員を決める決め方!何が常識?

PTAの役員の選出には、これといって
きちんと決められた、ルールがなく、
それぞれ学校によって、違いがあるようです。

ですが、立候補推薦を、呼びかけても、
なり手がない場合、

どうしても、くじ引き(抽選)やじゃんけんに
頼らなければならない、というのが現実です。

そこでは例え、仕事介護のある人も、
受験する子がいるからとか、いっさい拒否する
理由にはならない、というわけです。

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何故なら、いま家庭を取り巻く環境は、
目まぐるしく、変化しています。

子供を持つお母さんは、母親だけの役割に
明け暮れている訳に、いかないのです。

パートやアルバイト、
フルタイムの仕事を持つ、お母さんも多く、
子供の塾や習い事の送迎もあります。

学級のお手伝いなど、夜も集まりに出席
その上、役員の仕事まで、押し付けられることを
考えると、憂鬱になるのも当然です。

PTAの役員の決め方!他にどんな方法があるの?

年度が切り替わる、4月までに
次期役員を、見つけておかなければなりません。

中心になる「本部役員」というのは、
会長・副会長・書記・会計の職務です。

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各クラスから選ばれる「委員」に比べると
仕事量に格段の差があり、そんなところからも、
役員のなり手が、見つかりにくいわけです。

A子さんのように、
一度役員を引き受けてしまったら、
選挙のたびに推挙されたり、

逆に、欠席した人がうまいこと、
選出を、免れたりすることもあって、
不公平だと、言います。

良い方法はないものか?
いろいろ情報を集め、A子さんと二人で、
考えてみました。

  • 仕事をマニュアル化して、
    一部の人に偏らないようにする。
  • 仕事量を減らすために、人員を増やす。
  • 前年度の役員は翌年、免除する。

さらに、ほかの役職に関しても

  • 6年間のうち1度は町内の役員を
    やることを義務化する。
  • 毎月、仕事を休まなくとも、
    電話・FAX・メールで協力できるような
    段取りを、準備する。

などです。

安易にくじ引きやじゃんけんに走る前
少し時間をかけると、いろいろな方法
考えられることを、知りました。

このことを、いずれ提案してみることに
したいと、A子さん。

おわりに

PTAの役員は「できることならやりたくない」
義務なら、簡単で仕事量が少ない役を」と、
言うお母さんが多いものです。

でも、子供たちが、安全で楽しい学校生活
送れるように活動するのが、PTAです。

家庭に、いろいろな事情を抱えていても
その中の誰かが、自分の時間を都合して
子供たちのために、活動してくれています。

役員の任期は、大抵の場合、1年です。
子供の学校生活で、身近に関われるチャンスは、
滅多にありません。

A 子さんも役員をやってみて、
保護者同士や、先生方とのコミュニケーションも
増え、良かったことも多いと、感じています。

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