我が家では、子供が16歳になるのを機に、
アルバイトをはじめる予定です。
現在、私と子供は、夫の扶養家族として
税金や健康保険を払っているのですが、
アルバイトの収入によっては、
その扶養控除を外れると、噂で聞きました。
子供の場合の扶養家族の条件とは、
どのようなものなのでしょうか?
子供がアルバイトをする前に知っておきたいと
思ったので、税務署に勤めている知り合いに、
話を聞いてみました。
扶養家族の条件
扶養家族になるのには、いくつか条件があります。
健康保険の扶養家族の条件を、ご紹介します。
扶養家族の条件
- 扶養家族の範囲であること
- 後期高齢者に該当しないこと
- 被保険者が扶養する理由があること
- 被保険者が生活費を主に負担していること
- 被保険者に経済的扶養能力があること
- 扶養家族の年収は被保険者の年収の1/2未満であること
- 扶養家族の収入は年間130万円未満であること
(60歳以上又は59歳以下の障害年金受給者は
年間180万円未満であること)
子供が気をつけることは?
扶養家族の条件として、子供が気にしなければ
ならないのは、6.の被保険者の年収の1/2未満と、
7.の収入が年間130万円未満であることの、2つです。
アルバイトを頑張っていると、学生でも、
年間130万円の収入を、超えてしまう場合があります。
また、健康保険の他に、扶養には税金上の扶養もあり、
こちらは年収103万円未満であることが必要です。
年収130万円以上で健康保険の扶養、
年収103万円以上で税金上の扶養を、
外れることになります。
扶養から外れるとどうなる?
仮に子供が扶養家族から外れると、
- 給料から所得税を引かれる
- (成人していれば)社会保険に加入が必要になる
- 厚生年金を自分で払うことになる
など、納めなければならないお金が、
扶養されていた頃に比べて、増えてしまいます。
そのため、子供のアルバイトの年収は、
103万円未満になるように調整するか、
扶養から外れて、税金を負担すると割り切るなら、
年間200万以上稼ぐようにするのが、オススメです。
でも、学生のアルバイトなら、
年間200万以上稼ぐのは、難しいので、
年間103万円未満にするのが、いいと思います。
まとめ
いかがでしたか。扶養家族の条件について、
子供で気をつけることについて、まとめてみました。
具体的な年収がわかったので、
扶養から外れない範囲で、アルバイトをするように、
と、子供に伝えようと思います。
このことを知らずに、年間103万円を超えてしまうと、
納めなければならないお金が増えてしまうので、
知っておいてよかったと思いました。
扶養家族の条件で、子供の場合について
知りたい方は、ご紹介した内容を、
参考にしてみて下さいね!
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