就職・転職活動には、時に決断力や判断力を
迫られることもあります。
採用されるためには、意中の会社だけではなく
数多くの会社に、応募をすることも必要ですね。
書類を送った会社に、必ず受かる訳ではないし、
できるだけ、門戸は広げておきたいところです。
しかし、時には、面接を辞退しなければならない
場合もでてきますね。
そんな時、面接を辞退したい旨を、どうやって
先方に伝えたらよいのでしょう?
私が人事部で経験した中でも、スマートな対応で
感心した、面接の辞退の仕方を紹介しますね♪
電話で辞退を伝える場合には?
電話での辞退の連絡は、緊張しますね。
私も、人事の仕事をしているので、辞退の電話を
受ける事が度々あります。
電話越しの相手が、非常に緊張していることは、
よく伝わってきます。
手慣れた口調で、スラスラと説明されるよりは、
嫌な印象を受けませんよ。
具体的な辞退の電話の切り出し方は、
〇月〇日〇時から、面接の時間を頂いている
〇〇と申します。
大変申し訳ございませんが、この度の面接を辞退
させていただきたく、ご連絡を差し上げました。
誠に申し訳ございません。
また、電話をする時間帯ですが、業種によっても
忙しい時間帯には避けたいですね。
朝、始業後すぐや、昼食前後の時間帯は、何かと
忙しいもの。
お詫びの誠意も、忙しさに流されて伝わりにくく
なりますよ。
しかし、このまま会話が終わらず、辞退の理由を
聞かれることもあります。
辞退の理由を聞かれたら?
その場合には、正直に理由を答えても問題は
ありません。
ただし、先方を悪く言ったり、相手を不快に
させる内容は厳禁です!
- オールマイティに使えるものとしては、
「一身上の都合です。申し訳ございません。」 - 正直に、答える例としては、
「他社からの内定を頂きまして、迷った末、
そちらに入社することに決めました。」
変にごまかすことなく、誠意を持って説明して
みましょう!
採用側としては、残念ですが、印象よく辞退を
受ける事ができます。
メールで辞退を伝えるには?
メールで辞退の連絡をする場合には、具体的に
このような例文だと、印象がよいですよ。
人事部 ◇◇◇様
お世話になっております。
〇月〇日〇時から、面接の時間を頂いている
〇〇と申します。
大変申し訳ございませんが、諸般の事情により
この度の面接を辞退させていただきたく、
ご連絡を差し上げました。
お忙しいところ、面接の時間を作って頂いたにも
関わらず、大変申し訳ございません。
末筆ながら、貴社の益々のご清栄をお祈り
いたします。
氏名
住所
電話番号
メールアドレス
メールでの連絡には、辞退の理由を詳しく
書く必要はありません。
書類選考や、面接の日程などを組むために
費やした時間について、お詫びの気持ちを
表しましょう。
辞退の連絡で気を付ける事とは?
面接を辞退しなければならなくなった時に、
気を付ける事もありますよ。
- 無断での辞退はしない!
会社側は、自分の面接のために、時間を
空けてくれています。どんな理由があっても、無断で面接会場に
行かないなど、言語道断ですよ。 - できるだけ早く辞退の連絡を!
面接の日が近づくにつれ、辞退の連絡を
しづらくなってきますね。悩んで迷うこともあるでしょうが、辞退する
と決めたら、1日でも早く連絡しましょう。また、最終選考まで残った場合、採用側から
面接に向け、期待感を持たれる事もあります。自分の都合だけではなく、先方にも予定は
ある事を忘れずに! - 連絡方法は、状況で変わる!
電話で辞退の連絡をするのが、最善の方法
だと言えます。しかし、採用者の中には、非常に忙しいので
メールの方が、都合がよい場合もあります。初めから、メールで連絡のやり取りのする
会社の場合には、メールで辞退の旨を伝え、
その後にお詫びの電話をするようにしましょう。基本的には、電話での連絡をしておき、その後
メールでお詫びをすると、印象もよいですね。
まとめ
このように、辞退の連絡をすることは、難しい事
ではありません。
辞退する事を連絡せずに、ズルズルとしている
事の方が、相手にとっては迷惑になります。
誠意を持ち、しっかりとした態度で、辞退の
連絡をしましょうね。
これで、辞退の連絡も怖くない!
就職活動、頑張りましょうね♪
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