先日、引っ越した妹から、電話がありました。
「寂しい・・・。」と。
結婚してすぐ、夫の転勤で、それぞれ
実家のある関東から、九州に引っ越しました。
引っ越し先での片付けなどが一段落すると、
急に不安が襲ってきた様子でした。
そんな妹に、私たちの小さな頃を思い出して、
と、話しました。
なぜなら、私たちの両親も同じだったから。
縁もゆかりもない土地での夫婦2人での生活。
そこで、現役バリバリの私の母に聞いた、
遠方での結婚生活の不安を吹き飛ばす方法を紹介!
交流してみよう!
私の両親は、結婚後すぐに夫婦2人で、九州から
転勤してきました。
数年後に、分譲地を購入し家を建て、この地に
骨を埋めるつもりだったそうです。
そう決めた覚悟で、地域や近所の人と積極的に
交流するように努めていたようです。
私たちの幼い頃を思い出すと、母親がとても
エネルギッシュだった記憶があります。
近所の人に誘われた、ママさんバレーに参加する
その一歩から、人脈が広がりました。
同じチームだけでなく、他のチームとの交流や、
そこから派生する人のつながりで、新しい趣味を
見つけることも多かったです。
また、同じ年代の子供を持つ母親と、PTAなどで
話す機会は、チャンスだった、と言っていました。
習い事や、再就職など、新しいチャンスを自らで
作って、人と交流する事で友達ができますよ♪
夫婦2人の絆を強く持とう!
妹が悩んでいたのは、人見知りで、なかなか
知り合いができない、ことでした。
子供がいれば、ママサークルやPTAなど、多くの
出会いのチャンスが巡ってくるかもしれません。
しかし、子供がいない場合、自分から踏み出して
行かないと、きっかけを掴むことが難しいですね。
そうなると、身近で頼れるのは夫だけ。
孤独感でいっぱいになりますね。
話し相手もいない状況だと、思い浮かぶのは、
故郷のことばかり。
寂しさや不安は、後ろ向きな気持ちを増長させて
しまいます。
この土地で、夫婦2人で新しい家庭を作って生きて
いくんだ、という気持ちが大切です。
私自身も幼い頃、九州の祖父母に会えたのは、
4・5年に一度でした。
当時、旅費などが多額にかかるため、夜行列車で
九州まで行った事を思い出します。
そうやって、すぐに帰れる場所にはいない、事を
受け入れて、夫婦2人しかいない、という気持ちが
絆を強くした、と母は言っていました。
それと、男性は仕事を持つ身、妻がどう過ごして
いるか、案外気にしていません。
しっかり夫に伝えないと、うまくやっていると
思っていたりしますよ。
意思疎通は大切ですよ♪
前向きに考えよう!
人生何があるか、わからないものです。
縁のゆかりもない土地にきて、知らない事ばかり、
そんな状況だと、不安に感じる事が多いですね。
町並みはどう?安いスーパーはどこ?
評判の良い病院は?この道はどこに続くの?
引っ越した先の土地に、たくさんの興味を持って、
開拓してみましょう!
車でもいいですが、オススメは自転車。
小路にも入っていけるので、新しい発見が多い!
目的を見つけて、出掛けてみると楽しいですね。
趣味を持っているなら、この機会に思いっきり
没頭してみてもいいですね。
案外ゆっくりできる時間なんて、少ないもの、
と感じるようになります。
子供ができれば、自分のことは後回しですから。
今ある状況を、楽しむつもりで生活してみると、
ある時、寂しさも不安も薄れている状況になって
いることもありますよ。
気づけば、人の輪の中にいた、なんてことも。
どこからどう、状況が変わるかなんて、
わかりませんから。
まとめ
妹から、頻繁に連絡があったのも、しばらくの間
だけでしたよ。
まずは、外に出てみようと考えたようで、
カルチャースクールに通っています。
人見知りな私でも、友達ができたよ!
と、言っていました。
妹の場合、自分からは話しかけられず、苦労した
ようですが、話しかけてくれる人もいて交流も
広がったようです。
自分の時間を有意義に使うコツも、徐々に掴み、
楽しめるようになってきたよう。
もう心配ないかな、新しい土地でも。
夫婦2人で、一から頑張ってほしいです♪
最近のコメント