いつものお昼休み、仕事先の後輩が神妙な顔。
「どうにも、上司と合わないんです。」
職場での評判もよく、仕事ぶりも申し分のない
後輩ですが、客観的に見ても、上司とうまく
かみ合っていないように見える。
私にも、職場の人間関係に悩んだ時期が
ありました。
特に、上司と合わない、と感じた時期には、
仕事でもトラブルが続いたものです。
もう、辞めてしまいたい!
そう感じながらの毎日を、変える事ができた、
職場の上司とうまくいく、とっておきのコツ、
教えます!
上司は自分と違う!
入社した職場の上司が、自分と相性が合う、
とは限りませんね。
自分にとっては、やりやすいと感じる上司でも
他の人からは、なんだか合わない、と
いう場合もあります。
私の職場は支店だったこともあり、数年おきに
人事異動で新しい上司になる事が多いです。
なかには、どうも自分とは考え方が合わない、
うまくかみ合わないな、と感じる上司も。
なぜ、こんなふうに、上司をわずらわしいと
感じずにはいられなくなるのか、考えたことが
ありました。
大抵は、自分を基準において、上司が自分に
合うかどうかを見定めている、と気付きました。
何とも、傲慢な部下ですね。
自分の考え方が、全て正解という訳ではない。
私以外の人間が、どう考えているのか、
違いがあって、当たり前なんだ。
考え方が違って当然!
上司はどんなタイプなのか、と冷静に
考えてみる事から、はじめてみましたよ。
上司の性格を受け入れてみよう!
私の長い職歴の中で、様々な上司との出会いと
別れがありました。
数年おきに変わる上司によって、職場全体の
方針や雰囲気も変わる事が多かったです。
新しく赴任してきて、上司色に染め直そう、
と考える上司が、ほとんどです。
その度に、私自身にも新しい風を吹き込めるよう
上司の性格や考え方を、理解するようにしました。
仕事がデキても、性格がワガママだったり、暗い・
短気・見下す・自己中・・・欠点だってあります。
かく言う私にも、欠点があります。
上司の欠点に執着するあまり、自分の行動に
気を配ることを、怠ってはいませんでしたか?
上司を不快にさせるような、言動・行動が自分に
なかったかどうか、振り返ることが、歩み寄りの
第一歩です。
しかし、上司が、職場全体の雰囲気を悪くする
態度があれば、周りも同感でしょう。
ここは、自分だけが感じる違和感ではない、
と考え、感情的にならないようにしましょう。
上司の持って生まれた性格を、ある程度受け入れ
受け流すように心がけましょう。
自分の理解を超えた反応に対して、いちいち
気分を害していたら、キリがありませんから。
割り切りが必要!
仕事がうまく進まない理由を、上司との
折り合いのせいにしてませんか?
自分の能力と、上司の性格は関係がありません。
人間関係を言い訳にしてしまうのは、仕事に
対する姿勢を問われてしまいますよ。
合わない上司に対して、距離を置こうとしたり、
あからさまに避けたりしては、逆効果です。
あいさつはきちんとする、礼儀をわきまえる、
上司と部下のラインを引いて、接することで
仕事の環境が良くなることも。
ずいぶん昔ですが、同僚が言っていた言葉を
よく思い出します。
苦労があって当然。割り切りが大事。」
上司から、面倒な仕事を押し付けられても、
淡々と仕事に打ち込む同僚の姿は、潔かった!
まとめ
上司の考え方が自分と違ったり、性格に違和感を
感じたり、せめて上司が変わってくれれば、
なんて、部下である自分が、上司を変える事より
自分が気付いて変わる方が、いいんです。
その方が成長します。
私も、あえて自分が変化する事で、多くの事を
学び取りました。
自分の意見をなくすのではなく、なるべく上司の
考えを理解しようとする、こんな考えもあるんだ
と、自分のキャパを広げましょう。
上司と合わないことに執着する事は、
自分を縛り付けているようです。
執着を捨て、割り切りましょう!
この先、どんな上司が現れても!
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