独特の風味でお料理に彩りを加えてくれる
名脇役、三つ葉。
葱のようにあっと思った時に使いたいのですが、
保存がききにくいのが難点です。
茶わん蒸しなどのために購入して、使いきれないまま
だめにしてしまうこともよくありますよね。
三つ葉を上手に保存して、便利につかいこなすのに
役立つ知恵をご案内します
三つ葉の保存方法は?どんな方法がベスト?
三つ葉のような葉物は水分補給ができないと
すぐにしなっとしてしまいますよね。
特に三つ葉は痛むのが早く、
時には溶けてドロドロになった部分を見る羽目に。
数日間で使い切れる場合は
ボウルなどに冷水を張り、浸しておくのがおすすめです。
但し水が温くなると痛みやすくなりますので、
寒い時期ならいいですが、
夏場はこまめに水を入れ替えなければいけません。
水に浸す方法は他の葉物野菜でも使えます。
レタスなどを食べる前に水に浸して
シャッキリ感をアップさせる工夫をされている方も
いるのではないでしょうか。
三つ葉も同様、水を吸わせることで、
翌日も歯ごたえを保ったものを食べられます。
4~5日以内で使いきれるようなら、
冷蔵保存でも大丈夫です。
冷蔵の場合も、水分を補給させ食感を保てるよう、
濡れた新聞紙やキッチンペーパーに包み、
ビニールなどに入れて、野菜室に保存します。
また裏技的ですが、逆に三つ葉を乾かして保存する
手もあります。
刻んだ三つ葉の水気をよく拭き取り、冷蔵庫で
乾いたキッチンペーパーに挟んであえて乾かします。
こうするとかなり長期に保存でき、
料理の彩りとして使えます。
食感などは当然変わりますが、ご興味が有れば
チャレンジしてみてください。
三つ葉を長期保存!冷凍は可能?
長期保存方法といえば冷凍。
三つ葉の冷凍保存は可能ではあります。
しかし、食感や風味は落ちてしまいます。
三つ葉の歯ごたえや香り高さに
こだわりがある方にはおすすめしません。
- 大量に手に入って数日では使いきれない
- 歯ごたえなどにはこだわらないので、
安い時に買いだめして小出しに使いたい
などの場合は冷凍保存してみましょう。
食感は変わっても風味はある程度残りますし、
彩りを添える緑色を保って保存できます。
温かいお料理に入れるのに向いています。
卵焼きなどの具としてや、
こんなにゅうめんもいいですよね。
保存方法は簡単です。
せっかく冷凍保存しておくので、
使いたい時にパパッと使える形にして保存しましょう。
手順は
①三つ葉を洗う
②よく水気を取る
③使いたい大きさに切る
さて、ここまでできたら、
用途によって保存形態を変えます。
要領はネギなど他の野菜の冷凍と同じです。
なるべく急速に冷凍させて
美味しさを保ちやすくしたいので、
使う分量ずつを平たく保存するのが基本です。
面倒な方法は嫌だ、という人は、
分けずにジップロックに入れて、
なるべく板のように薄くした状態で、
横向きに冷凍庫に入れます。
こうすると使う時はパリパリな状態なので、
パキっと使いたい分だけ割って使います。
あまり詰め込みすぎて分厚くすると割れなくなる
ので注意しましょう。
ただ、この方法だと冷凍でただでさえ繊維が壊れ、
冷凍状態もギュッとまとまった姿なので、
調理後はかなりしなっとした姿になります。
お料理の彩りとして、少し手間をかけても
調理後の姿が少しでも綺麗に、という方は、
ラップなどに綺麗に並べて形を保ったまま冷凍
することもできます。
どんな形態で保存しても、調理に使う時は
解凍をせずそのまま使ってください。
最近のコメント