おいしいおはなし

メダカの卵を孵化させたい!気をつけるポイントは?

夏頃の話ですが、小学校の理科の研究素材
として、子供が学校からメダカを持ち帰って
きたことがあります。

家で飼育している金魚に比べて、メダカは
とても小さくて驚きました。

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その後、メダカを飼うだけではなく、
増やさないといけない、と言われて、
渋々ながらも勉強し孵化させることに
なりましたが、

私の他にも、趣味以外で飼育しなければ
ならないという方はいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

というわけで、今回はメダカの孵化について
集めた情報を、お教えしたいと思います!

メダカに最適な環境づくり

まず産卵しやすい状況を作るには
メダカの住処を整えてあげるのが大事です。

メダカの飼育に必要なものと言えば、水槽や
エアポンプですが、他にも水を綺麗に
してくれる石や砂などが、売られているので、

そういったものを買っておけば、
水槽のにごりを抑えてくれます。

(今はガラスの水槽に、飼育キットが
セットで入っているものもあります)

メダカの飼育は水温も大事なので、
25℃~28℃に整えて、光のあたる場所に、
おいてあげると良いです。

お日様は、メダカにとって重要な栄養ですが、
気温が高い日だと、水温も上昇するので、
28℃より高くなりそうであれば、
水槽は室内に置いておくと良いです。

室内で飼育するなら、蛍光灯なども
売られているので、室内に置く際は
そういった手もあります。

見た目的にも、蛍光灯を入れておくと
綺麗ですよね。

水は金魚と同じで、カルキ抜きが必要なので、
1日置いた水を使うか、水を中和する薬を
使うのも良いです。

次に水を変える時は、1~2週間に1度
1/3~1/4くらいの水を変えます。

また、餌をあげすぎると、水が汚れて
腐ることもあるので、数分で食べきれる量
あげると良いです。

メダカの住みよい環境づくりの
ポイントは、水温や水質を保つ
事です。

カビたもの、腐ったものを放置して
水まで腐らせないようにしましょう。

メダカの産卵はどこで?

産卵の前に、オスとメスの見分け方ですが、
オスは尻ヒレが、平行四辺形になっており
メスの尻ヒレは台形になっています。

品種によって、見分けが簡単なものもあれば、
わかりにくいものもあるので、ショップで
買う場合は、オスとメスを店員さんに
選んでもらうほうが良いかもしれません。

メダカは小さいので、2匹だけ飼う
ということはないと思いますが、つがいを
バランスよく入れておきたいですね。

そして産卵場所ですが、基本は水草を
入れておけば、自然と産卵してくれます。

水草を造花にする人も、たまに見受けますが、
生の水草のほうが、水を浄化してくれたり
酸素を供給してくれたりするので、本物に
勝るものはありません。

水草も腐ることがあるので、色や状態が
悪ければ交換が必要になります。

ちなみにメダカの産卵には、睡蓮やホテイソウ、
オオカナダモモなどが適していますが、浮き草
のほうがメダカは産卵しやすいそうです。

ですが、他の水草でも全く産卵しないわけでも
ありません。

他にも、私はまだやったことがないのですが、
メダカの大きくなったお腹を押して卵を出す
という方法もあるそうです。

メダカをすくい上げて、卵を指で押し出す
そうですが、メダカの卵はわりと強いので、
簡単には潰れないそうです。

指で押しだすのは、慣れていないと、
ちょっと恐いですね。

産卵後の卵はどうする?

お腹がすくと、メダカは卵を食べて
しまうので、卵は別の容器で育てます。

水草に卵がついているのが見えたら、
取り出して、別容器にいれるのですが、
今は産卵専用ボックスも売られています。

ちなみに産卵時期は、4月~10月頃と、
わりと広範囲ですが、室内で飼っている場合、
エアコンなどで環境が整えられているので、
こればかりではありません。

水草についている卵が、有精卵であれば
そのまま飼育することになりますが、

もし無精卵の場合は、カビの原因となるので、
早く取り除いたほうが良いでしょう。

卵の見分け方ですが、有精卵は透明で、
無精卵は白く濁っています。

あと、有精卵でもカビが生えてしまったら、
速やかに取り出しましょう。

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卵の育成に必要な環境

普段は塩素を抜くために、薬剤を入れたり、
水を一日放置したりして、カルキ抜きを
しますが、

卵の場合は、この塩素が殺菌効果として
働いてくれるそうです。

水中のものはカビやすいので、卵のカビ
を注意深く見ておいたほうが良いです。
でないと、他の卵までカビてしまいます。

卵もメダカを飼育する時と同じように
水温を25℃~28℃くらいで保ち、
日当たりの良い場所に置いてあげると
良いです。

メダカの成魚の水替えは、だいたい
1~2週間に1度が理想ですが、
卵の場合は、毎日変えます。

急激な環境の変化に弱いので、水を
変えるのは1/3だけです。

環境さえ整えば、メダカの卵は7~2週間ほど
で孵化します。

孵化した後は、2、3日餌を食べないので
それ以降に成魚同様、餌をあげましょう。

親メダカの、半分くらいの大きさになれば、
親と一緒にしても大丈夫です!

メダカの飼育は、わりと手間暇
かかります。

きちんとした環境を、整えるだけでも
気にすることは多いです。

メダカを増やしたいと思わなくても
いつの間にか、産卵していることもあるので

そういった場合は、カビないよう見守り
ながら、自然界のように放置するしか
ないですね。

ちなみにメダカはとても小さいので
すくう時はそれ用のがあると便利です。

(水替えの時、うちは切ったペットボトルに
メダカを入れていました)

手間も時間もかかるメダカの飼育ですが、
蛍光灯に照らされた姿は、とても癒されます。

人間関係に疲れた時は、メダカの鑑賞
良いかもしれません。

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