小さなお子さんに、お薬を飲ませるのは
本当に大変ですよね。
大人だって、苦手な方はたくさんいるはず、
子供なら当然、嫌がりますよね。
かくいう私も、子供の頃、なかなか飲めず
ずっと、薬とにらめっこをしていた記憶があります…
なんとか飲んでもらうために、
チョコレートや、プリンなど、
お子様が好きなものに混ぜて
お薬を与えている方もいらっしゃるようです。
食品によっては、薬と混ぜると効果が落ちたり、
副作用がでてしまったりする事もありますので
必ず、お医者様に相談してください。
安全に薬を飲んでもらうには?
子供用に作られた、
ゼリー状のオブラートで、お薬を包んで
飲めるものがあります。
もともと、嚥下障害(えんげしょうがい)をもつ
高齢者のために、開発されたものですが、
子供用に、フルーツ味や、チョコレート味など
飲みやすくなっており、
合成着色料無添加で、
医薬品への影響を与える成分は含まれていません。
このゼリー状のオブラート、他にもいくつか、
特徴をあげると
- 複数の薬が1度で服用できる。
- 低カロリー、ノーシュガー。
糖尿病の方も使用できます。 - 水が飲みづらい方の水分補給にも使用できる。
- 携帯に便利なサイズで、お出かけ時にも便利。
これを見ると、小さなお子様だけではなく、
水を飲むのが苦手な方や、飲み込む力の弱い人も
利用できそうですね。
ただ、開封した後は、冷蔵庫保存で1週間、
味によっては、3日で使い切らなければ
ならないものもあるので、気をつけてください。
1回、1本使い切りの、スティックタイプもあります。
処方された抗生物質によっては、苦みが強く、
ゼリーの味によって、効果が弱まったり
苦みが増す事もあります。
購入前に、薬剤師さんに相談してくださいね。
どうやって使用するの?
形の違う錠剤やカプセル、粉など、
薬にも、色々ありますよね。
どのように使用するのでしょうか。
- 容器を使う。
- スプーンを使う
- 水の代わりに
容器にゼリーを入れ、錠剤やカプセルを、
一緒に包んで飲む。
スプーンにゼリーをのせ、薬をのせる。
さらにゼリーをのせサンドして飲む。
いつもの水の代わりに薬と一緒に服用する。
シロップの場合も混ぜ合わせて服用可能です。
服用後、水を飲む必要はありませんが、
飲んでも問題はありません。
服用ゼリーは全成分の約85%が水なので、
胃に入ると溶けて水になり
薬の効能効果を出やすくします。
それでも、やはり薬を飲みたがらないお子様も
いらっしゃるかもしれません。
ゼリーの味を、変えてみたり、色々工夫して
何とか、飲んでもらえるようにしたいですね。
私には、2歳と7ヶ月の息子達がいますが、幸いにも、
薬を飲まなければならないような病気には、
かかった事はありません。
万が一、そのような時が来たら、
薬が、苦いものだと覚え、嫌がる前に
ゼリーと一緒に、あげてみたいとおもいます。
最近のコメント