アルバイト。
きっと、自分の子供達も経験するのでしょう。
大学生になり、はじめて、自分の力で頑張って
働いた分の報酬を得た時、お金のありがたみを
感じるのでしょうね。
今は、親のお金で、高校生活まで何苦労無く過ごす
毎日だけど、簡単にはお金が手に入らないこと、
世間の厳しさ、大人の世界も知るのでしょう。
かつて、大学生だった頃、一人暮らしの生活費の
足しに、バイトを様々経験した事を思い出します。
もう、今となっては、遥か前の話。
近頃の大学生のバイト事情って、どうなの?
年頃の子供を持つ身としては、気になります!
大学生のバイト率とは?
大学生といっても、様々な立場・状況があります。
- 自宅から通う大学生
- 一人暮らしの大学生
一人暮らしの大学生の中には、親からの仕送りの
ある場合、ない場合でも違ってきますね。
サークル活動や趣味のために、自由なお金を使うため、
生活費の足しにするためのバイト、事情は様々です。
「就職ジャーナル」が、大学1年生559人に実施した
アンケートの結果は、
- バイトをしている・・・・58%
- バイトをしていない・・・42%
大学生の生活のために、事前に必要だと考えていた
金額より、実際はかなり多かった、という現実も
後押ししているのでしょうね。
5,000円もあれば足りる、と思っていた教科書代が
実際は25,000円かかった・・・。
バイトする理由が、今後の大学生生活を見据えて、
ということが多い、といわれていますよ。
大学生のバイトの平均月収
大学生は、月にどれくらいバイト代を稼いで
いるのでしょう?
「就職みらい研究所」が、大学1年~4年、4,120人
(各学年・男女515人)に、アンケートを実施。「大学生の生活実態」から、1ヶ月の平均的な収入
について尋ねたところ、全体の平均収入は、約8.66万円。
内訳は、
- 親からの仕送り・・・2.76万円
- 奨学金・・・2.68万円
- バイト・・・2.99万円
- その他・・・0.23万円
学年別、文系と理系別のバイトの月収は、
文系 1年(487人)の平均月収 2.57万円
〃 2年(523人) 〃 3.49万円
〃 3年(549人) 〃 3.47万円
〃 4年(621人) 〃 4.15万円
理系 1年(419人) 〃 1.96万円
〃 2年(404人) 〃 2.46万円
〃 3年(394人) 〃 2.70万円
〃 4年(352人) 〃 2.43万円
上のアンケート結果をうけて、文系と理系どちらが
多く稼いでいるのか、知りたくなりました。
独自に数を割り出してみたところ、
- 文系のバイトの平均月収・・・約3.5万円
- 理系のバイトの平均月収・・・約2.4万円
理系よりも文系の方が、平均1.0万円ほど多い
収入となっています。
文系であっても、理系であっても、生活にかかる
費用に変わりは、ほとんど無いはず・・・。
そんな疑問が湧き、独自に計算してみたところ、
- 文系の1ヶ月の仕送り金額・・・平均約2.63万円
- 理系の1ヶ月の仕送り金額・・・平均約3.02万円
親からの仕送りは、理系の方が文系よりも多い事
がわかりました。
一概に、仕送りが少ないからバイトする、という
訳でもありません。
しかし、親としては、子供が頼もしく感じますね。
東京の大学別の平均月収
「いえらぶ」が、東京のいくつかの大学で実施した
アンケートでは、平均月収は3.5万円程度でした。その中のいくつかの大学別の、平均月収とは?
- 立教大学(池袋キャンパス) 98人
平均 4.7万円程度- 中央大学(多摩キャンパス) 114人
平均 5.0万円程度- 上智大学(四谷キャンパス) 98人
平均 4.8万円程度- 多摩美術大学(八王子キャンパス) 81人
平均 3.2万円程度
大学により、携わる職種なども変わってくると、
もちろん時給も変わってくるのでしょうね。
例えば、教育関係の塾講師や家庭教師などは
時給が高いです。
自分も若かりし頃、様々なバイトを経験しました。
その中には、塾の講師・家庭教師もやりました。
特に家庭教師は、高校受験合格のためのもので、
教える方もかなりの覚悟でやりました。
しかし、生徒達を合格させた時の嬉しさって、
何事にも代えがたい体験となりました。
一人暮らしの身を案じ、生徒のご家族から
夕飯の足しにと、タッパーにおかずを頂いたり。
そんな交流が嬉しかった事と、思い出します。
大学生のバイトの平均時給
「就職ジャーナル」のアンケートで、大学1年生
559人に、「週に何時間バイトしてるのか?」
アンケートを実施したところ、週平均、11.6時間という結果に。
平日あたりにならすと、2時間程度になります。時給についても、女子大学生100人の回答に
よると、平均時給は900円程度となります。
時給600円台~1600円と、開きがありますが、
やはり時給が高額なのは、少数派です。
女子大学生の半数以上の人気のバイトは、飲食関係
(レストラン・カフェなど)だといわれています。
時給の分布の半数程度を占める、800~900円台が
飲食関係、ということなのでしょう。
自身も、ファーストフード・居酒屋・カラオケ店など
飲食関係のバイトに携わったことがあります。
お客様との交流、バイト仲間とのチームワーク、
そして、お料理の腕も少しばかり上がりました。
人間対人間。
そんな交流をしながら、多くを学べる場、だったと
当時の事を思い出します。
大学生の本分は、あくまでも勉強。
それでも、一生懸命働いた報酬のありがたみを知る
ことは、人生の中で大切な経験となるでしょう。
バイトを通じ、仕事と責任を与えられることも、
これから就職する上で、貴重な体験となるでしょう。
様々な経験をして、成長してもらいたいけど、
大学の勉強もしてね。
そんな親心も、心に留めておいて下さい♪
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