本業の給与は、なかなか上がらず、
ボーナスもカットなど、まだまだ厳しい時代です。
だったら、自分の空いた時間を使って、
副業を始めよう! と、思う方も多いはず。
しかし会社は、副業を禁止している企業、
禁止はしていないが、やりづらい企業がほとんどです。
その為、会社にばれないように、
副業を始めようと、誰もがするのです。
しかし、最初に伝えますが、
100%ばれない副業は、おそらく無いでしょう。
しかし、会社にばれる可能性の、
高い原因を知り、その原因に対して、
対策をすることで、リスクを大幅に減らすことは、出来るのです。
副業が会社にばれる原因とは?
本業の会社に、副業がばれてしまう、原因のほとんどが、
住民税通知書と、言えるでしょう。
確定申告をして、4月に支払われる税金が、所得税で、
6月頃に本業の会社に、住民税通知書(請求書)が届きます。
一般的に住民税は、特別徴収という、徴収方法で、
会社から支払われる、給与から自動的に、納税されます。
この通知書内に、記載されている、総収入額には、
副業で得た収入額も、合算されるので、
本業の会社の給与担当者が、役所に提出した、
源泉徴収票と、総収入額が合わないことに気づき、
副業が発覚する・・・という流れが、
ほとんどなのです。
また、20万以下の収入だったから、
確定申告をしなかった・・・という方が、
アルバイト先から、バイト分の給与支払報告書を、
役所に提出されてしまうと、
本業の会社の、給与支払報告書と、
バイト先からの、給与支払報告書の、2枚を合算し、
本業の会社へ、住民税通知書を、送りますので、
そこで副業が、発覚してしまうのです。
20万以下の副業でも、会社にばれないようにするには?
基本的に、法律上で副業を、禁止されているのは、
公務員だけなのですが、
職務に専念してほしいから、自社の情報を、
同業他社に、漏えいする危険を避ける為に、
副業を禁止している、会社が多いでしょう。
その為、法律上許されていても、会社内では、
副業を、行いづらいということで、
内緒で行う人が、多いのです。
しかし、副業を始める前に、
” もしもばれてしまったら ”と、
いうことを想定し、本業の会社で、
副業に関する、規定などを確認し、
最大リスクを、考慮してから、始めましょう。
さて、会社にばれないように、
リスクを下げる方法ですが、
給与所得以外の、住民税は、
2つの納税方法が、あるのです。
- 特別徴収
- 普通徴収
と、いう2つの方法で、納税が出来ます。
特別徴収というのは、前章でも言いましたが、
本業の会社から、支払われる給与から、
自動的に、納税(天引き)されます。
そしてもう一つの、普通徴収とは、
確定申告を行い、確定申告書の記入する際に、
選択できる、納税方法なのです。
一般的には、アルバイトであっても、給与所得なら、
本業の会社に、報告されて、特別徴収になるのですが、
確定申告書に、しっかりと普通徴収に、チェックを入れ、
” アルバイト分の住民税は、普通徴収でお願いします。 ”
と、いう主旨を、伝えなければならないのです。
こうすることで、副業分の住民税だけが、
直接あなたに、請求書が送られてくるのです。
さらに、役所の方も、チェックを見落とす可能性が、
無いとは、限らないので、普通徴収のチェックをした所に、
付箋を貼るなどして、見落とされないようにしましょう。
また、徹底している方なら、書類提出後、
役所の納税担当者に、電話をかけて、
『 必ずアルバイト分は、普通徴収で、お願いします。 』
と、伝えるそうです。
ここまですると、ほぼ会社に副業が、
ばれるリスクは、回避できたと思いますが、
絶対ではないので、その点を、
しっかりと理解した上で、副業は行いましょう。
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