独特の歯ごたえが、
他のきのこ類とは一線を画す、
エリンギ。
しいたけやシメジと比べても、
言葉の響きからして、何だかちょっと、
おしゃれな感じを漂わせています。
このエリンギ、実は、切り方によって、
食感が大きく異なること、ご存じでしたか?
私も、今まで意識したことなどなく、
一緒に料理する、他の食材の大きさに合わせて、
適当に切っていました。
エリンギの特徴である歯ごたえを、
より生かす切り方とは、いかに!?
まず初めに
切り方をご紹介する前に、エリンギの、
下準備についてです。
水洗いは必要なし!
シイタケなども、たまに迷いますが、
きのこ類は全般に洗う必要はありません。
少し汚れていたり、気になるときは、
キッチンペーパーなどで軽く拭きましょう。
石突きも、取る必要なし!
しめじや、えのきなどは、付け根の部分、
いわゆる石突きを切り落とす必要がありますが、
エリンギには石突きがほとんどありません。
気になる方は、端っこを少し、
そぎ落とすといいでしょう。
ちなみに、私は全部使います。
基本は3種類!たて・よこ・ナナメ
それでは、早速、切り方を見ていきましょう!
1. 縦に切る
噛みごたえがあり、プリッとした食感。
これぞエリンギ!!を感じることができます。
網焼きや、にフライパンでバター焼きにして、
醤油をひとたらし。
エリンギが主役になる、切り方です。
- 真っ二つにしたものを、さらに二つに
炒めものなどに加えると、
いいアクセントになります。
こりっとした歯ごたえは残りつつ、
表面がなめらかで上品な舌触りに。
お吸い物や炊き込みご飯にして、松茸風に、
楽しむことができます。
2. 横に切る
繊維をたち切るように、輪切りにします。
さっくりとした歯ごたえになります。
ホタテやアワビに似た、コリコリとした食感を、
楽しむことができます。
輪切りにしたエリンギの表面に、切り込みを入れて、
にんにくとバターで、さっと炒め、醤油を回し入れる。
見た目も食感も、ホタテです!
また、輪切りにしたエリンギの表面に、
醤油をうすーくハケで塗って、
網で焼くと、アワビの網焼き風にも!
バーベキューの時など、ネタとしていいかもしれません。
3. ナナメに切る
乱切りなど、ナナメに切ると、
ムギュっとした歯ごたえと、コリコリとした、
噛みごたえが楽しめます。
長い時間煮込んでも、その食感が、
失われることはありません。
カレーなどの煮込み料理にも、よく合います。
番外編
手で裂く!
エリンギの特徴として、手でも裂ける、
ということが挙げられます。
包丁で切るのとは違い、手で裂くと、
サクッと噛み切りやすくなります。
また、表面に凹凸ができるので、
味がしみ込みやすくなり、クリームパスタなど、
ソース類の料理に最適です。
多彩な味わい方ができる、エリンギ。
我が家の冷蔵庫にも、常に鎮座しておられます。
何にでも合うし、使い勝手がいいのです。
切り方によって、食感がこんなに変わるなんて、
イイコト知っちゃいました。
お値段もお手頃なので、たくさん買い込んで、
色んな切り方とレシピを研究するのも、
楽しいかも~!
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