今年、2014年は、宝塚歌劇団が、
100周年を迎える、大切なメモリアルイヤー。
年明けから、数々の記念イベント・公演が、
すでに続々と行われています。
今回は2014年、夏以降の公演ラインナップから、
大注目の演目&イベントについてご紹介します。
何度上演を重ねても色褪せない宝塚の看板作品
宝塚、といえばファンでなくとも真っ先に思い浮かぶのが、
「ベルサイユのばら」ではないでしょうか?
男装の麗人・オスカルと、幼馴染のアンドレ、
ふたりを取り巻く愛憎と、革命に翻弄される運命を描いた、
美しくも悲しい、愛の物語です。
宝塚の舞台で、最高の観客動員数を誇る、
最高峰の舞台ともいえるでしょう。
こちらの作品もまた、初演から40周年という、
節目を迎えるのだそうです。
記念すべき今年、この作品で主役・オスカルを演じるのは、
昨年の雪組フェルゼン編でもオスカルを演じた凰稀かなめ、
アンドレを緒月遠麻、朝夏まなとが役替わりで演じます。
「ベルサイユのばら-オスカル編-」
- 【公演スケジュール】
- 5月2日(金)~6月2日(月) 宝塚大劇場
- 6月20日(金)~7月27日(日) 東京宝塚劇場
5年ぶりの公演&キャストが話題!超人気ミュージカル
1992年、ウィーンの劇場から始まり、
世界中で人気を博したミュージカルが、
「エリザベート」です。
1996年の雪組による初演以来、
各組で何度も再演され続け、宝塚歌劇団の、
「平成の代表作」と言われています。
黄泉の帝王・トート(死の象徴である存在)と、
美貌のオーストリア皇后・エリザベートとの、
生涯にわたる恋模様を描いた作品です。
歴史に忠実でありながら、ファンタジー要素もあり、
なにより、宝塚版で主役となるトートの、
キャラクターがとても魅力的で、惹きつけられます。
今回の花組公演は、2009年の月組公演以来、
5年ぶりの上演となります。
さらに、主役・トートに、花組新トップスター、
明日海りおが抜擢され、本公演でお披露目となる、
彼女の高い演技力にも注目が集まっています。
「エリザベータ」~愛と死の輪舞曲(ロンド)~
- 【公演スケジュール】
- 8月22日(金)~ 9月22日(月) 宝塚大劇場
- 10月11日(土)~11月16日(日) 東京宝塚劇場
100周年を祝う記念イベントも続々と発表
今年の元旦には、各組トップスターが勢揃いし、
「100周年記念口上」として、
メモリアルイヤーの幕開けを飾っています。
4月には、3日間にもわたって、記念式典と、
歴代のトップスターたちが、一堂に集結した、
「夢の祭典」という豪華イベントが行われました。
そしてこれからも、まだまだ、
注目のイベントが続きます。
10月7日(火)、大阪城ホールにて、
「宝塚歌劇100周年記念 大運動会」
の開催が発表されています。
10年に一度行われるこの大運動会ですが、
スポーツ競技はもちろん、目玉となるのは、
各組による、華やかな入場パレードと、
趣向を凝らした応援合戦です。
1万人の観客が熱烈な歓声を送る中、
専科、音楽学校生徒はじめ各組あわせて、
総勢520人が参加するこのイベント。
宝塚ファンなら一生に一度は行ってみたい、
憧れのイベントですが、開催は10年に一度、
さらに今年は、大切なメモリアルイヤーです。
大運動会のチケットは、争奪戦が繰り広げられる、
「プラチナチケット」となるでしょうね。
一度見たら虜になる、という宝塚の舞台。
今年はぜひあなたも、100年の歴史を誇る、
宝塚の世界に足を踏み入れてみませんか?
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